授乳回数
生後8か月頃。
私は授乳回数に悩むことがありました。
それまではずっと授乳は1日5回で安定しており、離乳食を始めてからも、1日5回を続けていました。
離乳食は順調に進んでいました。
1日2回、5倍がゆに、みじん切りの野菜に、果物。
食べられる量も少しずつ増えていました。
それでも、育児書には「授乳は1日5回程度が目安」と書かれています。
だから私も、「授乳は5回のままで大丈夫。」そう思っていました。
でも、現実は違いました。
5回では足りない気がした
夏でした。
暑い日が続いていました。
授乳を5回にしていても、赤ちゃんが泣くことがありました。
抱っこしても泣く。
おむつでもない。
眠いわけでもなさそう。
もしかして、お腹が空いているのかな。
のどが渇いているのかもしれない。
そう思って授乳すると、飲むのです。
私は悩みました。
「増やしてしまっていいのかな?」
「せっかく離乳食を食べているのに。」
「育児書には5回って書いてあるのに。」
育児書と違うと不安になる
育児書は心強い存在です。
初めての育児では特に。
何も分からない自分にとって、育児書は先生のような存在。
だからこそ、そこに書かれていることと違うと不安になります。
授乳回数が増えるたびに、間違ったことをしているような、言いようもない不安に襲われました。
5回だった授乳は、気づけば6回、7回になる日もありました。
今なら思うこと
でも今なら思います。
育児書は目安だったんですよね。
考えてみれば当たり前です。
大人だって同じです。
同じ年齢でも、たくさん食べる人もいる。
少食な人もいる。
水をたくさん飲む人もいる。
あまり飲まない人もいる。
それなのに、赤ちゃんだけが全員同じ量であるはずがありません。
赤ちゃんはちゃんと教えてくれていた
あの頃の赤ちゃんは、
泣くことで教えてくれていました。
「まだ飲みたいよ」「喉が渇いたよ」
そんなふうに。
私は育児書を見ていました。
でも、本当は目の前の赤ちゃんが答えを教えてくれていたのかもしれません。
正解は、その子の中にある
もちろん、育児書は大切です。
私も何度も助けられました。
でも、育児書はあくまでも目安。
絶対の正解ではありません。
正解は、ひとりひとり違います。
だからもし今、
「授乳回数が育児書と違う」
「うちの子だけ多い気がする」
と悩んでいるお母さんがいたら。
どうか目の前の赤ちゃんを見てあげてください。
その子は元気ですか?
機嫌はいいですか?
体重は増えていますか?
もしそうなら、大丈夫。
きっと、その子に合ったペースで成長しています。
育児の正解
私はあの頃、「育児書」ばかりが気になっていました。
でも今なら思います。
本当に大切なのは、育児書を見ることではなく、目の前の赤ちゃんを見ることだったのだと。
育児の正解は、一人一人違います。
育児書も他の人のアドバイスも参考になる目安です。
その人にとっての正解であって、自分の正解ではない可能性があります。
どうか目安を大切にしつつも、目の前の赤ちゃんという一番大切な答えを見失いませんように。

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